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タナからひとつかみ...-『世に棲む日日』-

雨の多い毎日、春うららか、陽の温かい日々がどこへ行ったのでしょうね(ToT)
クマノミンでございます(笑)

久しぶりに棚からひとつかみ。昔、読んでいたたくさんのの作品から今日は、『世に棲む日日』。
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司馬遼太郎の作品で今年の大河の舞台でもある長州を描いた物語。吉田松陰の生まれから高杉晋作の死まで。以前、萩 松陰神社へも訪れたこともありますが本当に信じられないくらい、狭い狭い松下村塾の中で"明治"という胎児が育っていったと思うと本当に世界史の奇跡といっていいかも知れませんね。
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個人的には、やっぱり、理屈ではなく、信じたままに生き抜いた高杉晋作に憧れます。雪降る功山寺で
 「是よりは長州男児の腕前お目に懸け申すべく」
と馬をかって、俗論党に牛耳られた長州藩へわずかな力士隊と遊撃隊を率いて文字通りの回天を成し遂げた力強さ。

そして、辞世の句、
「おもしろき こともなき世に おもしろく
 すみなすものは 心なりけり」
後半は、幕末の女流歌人 野村望東尼がつけたものですが、これは、"自分の捉え方ひとつで人生、面白くもつまらなくなる"という意味だそうです。

よく言われることですが、高杉晋作という人は豪傑に見えて、繊細な詩人肌の人ではなかったでしょうか。少なくとも戦国の世には現れそうもない幕末・維新期の偉人であったのではないでしょうか。

また、萩にもいきたいなぁ。
では、クマノミンでした\(^o^)/