Windows365 サービス開始!
- 2021/08/10 09:00
- カテゴリー:技術
先月14日(現地時間)、Microsoft社から発表がありましたクラウドサービス、『Windows365』。先週、8月2日(現地時間)よりサービスが開始されました。
OS(オペレーティングシステム)は、個々のローカルのデバイスにインストールし、その上でOfficeなどのアプリケーションを実行するがこれまでの常識でした。ところが、今回は、クラウドを使い、クラウド上の仮想デバイス上で稼働するWindowsをPCをはじめ、iPhone/iPadやAndroidといったデバイス上のウェブブラウザ上から操作し、その仮想デバイス上のWindowsのアプリケーションを実行する、これまでもそういったアイデアもありました。古いところでは、1996年、サン・マイクロシステムズ社(当時)がネットワークコンピュータという概念を提唱した事もありました。また、会社のPCをリモートで自宅で操作するということも昨年以来のリモートワーク推進の中で行われていたのではないでしょうか。
今回は、Microsoft社というAWSに次ぐシェアを持つAzureとPCのOSとして絶対のシェアを持つWindowsいずれもを運用する事業者からサービスを提供されるというところにインパクトがあるのではないかと思われます。
これからは、益々、手元にあるデバイス(端末)上のOSと実際に使うアプリケーションを使うために必要となるOS、それぞれ適材適所で使い分けていく、そんな時代になるのだと思われます。これらについても引き続き、学んでいきたいと思う所存です。